テクニカルエージェントでは、社員自らが提案したさまざまなアイデアが事業化されています。
ここではそれらの事業を立ち上げたメンバーに話をしてもらいました。
話を聞いたメンバー
すえきち
クラウドソリューション部
事業部長
2017年入社
事業部全体の管理及び運営から営業・採用活動などエンジニア業務以外全般を行う。
自分はどんな性格?:
何事も「他責ではなく自責」。責任感は人一倍強い方。やる時はやる、ふざける時はとことんふざけるタイプの人間。
ばっしー
クラウドソリューション部
技術部長
2021年入社
自社のSI事業のプロジェクトマネージャー、とらくら事業のコンテンツ作成と講師、派遣でSI企業にてプロジェクトマネージャーなどを兼務。
自分はどんな性格?:
良いモノを発見するとまずは触ってみる。「隗より始めよ」の精神で、まずは自分が動いてこそと思っている。
たけ
名古屋システム開発部
部長
2022年入社
部長としてメンバー支援、フォロー。よりよい案件に向けての営業活動。社内セキュリティサポート。社外への情報発信。新事業の推進等幅広く行う。
自分はどんな性格?:
クソマジメに生きている意味を考えて、ふざけすぎている人。
みなさんのプロジェクト立ち上げ時について教えてください
私はクリニック向けSE派遣サービスを事業展開しようと思い、プロジェクトを立ち上げました。
前職までの経験で、困っている医療関係者が多く、コロナの時代になりそれがさらに顕著化し、なんとか役に立ちたいと思ったのがきっかけです。
その先のPHR事業につなげて、社会インフラの構築まで行いたいと考えました。
私の場合は、クラウド(AWS)にフォーカスをし、オンラインスクールとSI事業を軸とした事業部を立ち上げました。
入社して約4年間、機械設計エンジニア派遣・請負の営業として活動してきました。
当時の当社の特徴として、未経験者を積極的に採用・育成し、お客様先のプロジェクトに配属してもらうといったスタイルの派遣をメインで行っていましたが、プロジェクト配属後、1年〜3年程度経験を積んだタイミングでエンジニアが転職してしまうといった課題を営業担当として抱えており、どうしたらエンジニアがテクニカルエージェントを転職せずに長く働いてもらえるかを考えたところ、自社にしかできないプロダクトを創出したい、エンジニアがワクワクするトレンドの技術に携われる環境を整えたい(チャレンジしたい)と強く思うようになったことから、現在のクラウドソリューション部を立ち上げようと考えました。
社長と面談する機会があった際にプロジェクトを立ち上げようと思った経緯などを伝えたところ、「テクニカルエージェントの成長はもちろん、私自身の成長のためにもやってみようよ」と前向きな言葉をもらい準備を進めることとなりました。
渡邊社長は人を否定しないですよね。とにかく話を聞いてくれる。
私も入社前からPHR事業のお話をさせてもらっていて、その時に「是非当社でやってもらいましょう、そうなると他の仕事は60%くらいに抑えないといけないですね」などという形で、むしろ前のめりで乗っていただいたんです。
途中で不安になるときもありますが、「成功するまでやれば成功なんですよ」と背中を押してもらえ、とても心強いです。
お二人ともそんな経緯があったんですね。
私は、クラウドソリューション部の立ち上げと同時にとらくら事業、受託SI事業、派遣事業を起こしました。
国内のIT技術者、特にクラウドに対応できる人材の不足解消と、働きやすい環境を自ら作っていきたいと思ったのがきっかけです。
前職で数多くのクラウドソリューションを経験してきた中で、職場の人間関係のギスギス感や管理体制に疑問を持っていた際に、テクニカルエージェントからの誘いを受け、自身で実現したいことを渡邊社長に話しました。
事業展開について何度もじっくりと話すうち、自分が取り組んでいきたい方向性と一致していることがわかったため、Joinすることにしました。
どのようにプロジェクトを推進していったのですか
まずは市場調査・競合のベンチマークを行い、果たして需要が本当にあるのかどうか、競合がどのような形でサービスを提供しているかを徹底的に調べるところからスタートしました。
その後、社長と何度も会話を重ねながら事業計画を策定し、事業を本格的にスタートするために必要不可欠であった、コアメンバー(技術の責任者)の採用や新規顧客の開拓なども全てゼロベースで進めていきました。
私もすえきちさんと一緒にプロジェクトを進めているのですが、すえきちさんは営業、私がプリセールス&プロジェクトマネージメント&作業を担っていて良いチームワークで進めることができています。
私は、これまでITには全くといってよいほど携わってこなかったこともあり、事業計画や営業・採用活動と並行してITの知識を1から学習しなければいけなかったことが特に苦労しました。ばっしーさんにはいろいろ教えていただきました。
そういう話だと私の場合は営業部隊のトップで、名古屋システム開発部で私の守備範囲以外をすべて担っているホーリーさんが良きパートナーです。
お互いに情報共有しながらグループの目標に向かっている同士という感じ。いなくなったら崩壊です。
渡邊社長からは明確なビジョンやミッションを策定することの重要性についてアドバイスをいただきましたね。
何のためにその事業を行うのか、どのように社会的存在意義を見出すのか、どのような将来像を描いている・目指しているのかなどといった指針となるものをしっかりと言語化することができたことで立ち上げ当初からブレない事業運営ができているのではと考えています。
方法や計画については、目指すべき姿から逆算することで自ずと導き出せるかと思います。
後は如何にそのギャップを埋めるため行動するかだと思いますので、そこで徹底的に良いもの(他社の文化や取り組みなど)を取り入れるといったことを行いました。
立ち上げ後から現在まで事業の状況はいかがですか
まずは、クリニック向けに必要なときだけ院内SEを派遣する事業を立ち上げましたが、マーケティングがまだまだです。足で稼いで最近1件入ったので、ここからという感じです。
PHR事業を平行して進めていて、まだ詳細は書けませんが、公機関等と連携すべく動いています。
今のところ調子いいですが、まだ予断を許さない感じです。
順調に事業は成長しており、今では事業部のメンバーも10名を超える規模の事業部に成長しました。
しかし、東京のITエンジニア採用はどの企業においても課題となっており、我々も同様苦戦を強いられている状況です。
そこで今いるエンジニアの満足度向上はもちろんですが、これから入社してくるエンジニアの方々がテクニカルエージェントで働きたいと思ってもらえる環境を追求して整備していく必要があると考えています。
具体的には、評価制度の見直しや自社のメンバー同士で仕事ができるよう派遣・SESといった形態から委託化の早期実現などを直近の課題としています。
また、オンラインスクールにおいてはより多くの方の学習スタイルにもフィットするようe-Learningの準備も進めています。
派遣での事業は軌道に乗っていますが、とらくら事業はまだまだこれからというところですね。
企業とのタイアップやコンテンツ外販など、様々な収益方法を求めて動いています。
次の目標を教えてください
現状、我々としてはIaaS、PaaSといったインフラ領域を得意として事業を行なっていますが、昨今クラウドネイティブが求められる時代になってきているので、活躍の場を広げるためにもそこにチャレンジしていきたいです。
私は、まずはとらくら事業を軌道に乗せ、自分なしでも進められるようになったら次の展開を考えたいですね。
私はまず、名古屋システム開発部のメンバーの単価20%アップ。そしてSNSを使って会社の知名度アップ。
リファラル採用で5名獲得。名古屋システム開発部だけで売上4億円!
他にはPHR事業で社会インフラを構築し、NTT並みの知名度・信頼度獲得。
日本一幸福度が高い会社へ。そして子会社設立。
まだまだやることはたくさんあります!